snowman.gif (1396 バイト)snowman.gif (1396 バイト)2.雪の話snowman.gif (1396 バイト)snowman.gif (1396 バイト)

 雪はいろいろな姿を私達に見せてくれます。樹木に積もった綿帽子、いろいろに変化する六花状結晶、風花、雪晴れの鮮やかな光の散乱などは雪のすばらしさを教えてくれます。一晩に1mを超えるような集中豪雪、瞬時に人の命を奪う表層雪崩、幾日も続く雪下ろしなどは雪の恐ろしさを教えてくれます。このような雪の様々な面を知ることにより、雪をより身近なものとしてとらえることができるようになります。
 

【雪】


 水蒸気が空中で昇華し、結晶となって降るもの、結晶は六方晶に属するが、外観は多様で主な外形は六花、角板、角柱、針(広辞苑より抜粋)。
 

【結晶】


 雪の結晶構造を明らかにしたのが日本雪氷学の生みの親である故中谷宇吉郎博士である。博士は独自の発想で人工雪発生装置を考え,試行錯誤の後に中谷ダイヤグラムを完成させた。
  

【雪の音】


 雪の降り方には様々な表現がある。「チラチラ」、「サラサラ」の段階はそこはかとない風情を感じさせる。「シンシン」と降る雪は雪に埋もれた風景を連想させる。「ビュービュー」と吹きつける雪は北国の寂しい海岸風景とつながるが、「ドンドン」と「ベラボー」に降られては生活に大きな支障が出る。雪はほどほどが良い。
 
 雪の色は白いと思うのは雪の少ない地域の人。雪国に住んでいるといろいろな色の雪に出会うことが出来る。
 

【輝く雪】


 降り続いた雪が止み青い空に朝日が射す時、木々の雪や屋根の雪、遠い山の雪は白く輝き、雪国の街は雪晴れの町となる。雪国の最も美しい瞬間の一つである。
 

【黄金の雪】


 冬の朝早く起きて山に入る。人々がまだ深い眠りについている夜明け。山々の頂が朝の光をあびて黄金色に染まる。荘厳な王宮のような黄金色の風景は朝日が昇るとともに消え、いつもと同じ朝の風景が始まる。
 

【蒼い雪】


 厳寒の一月下旬から2月にかけて標高の高い場所で積雪断面観測を行うとしばしば蒼い雪に出会うことがある。雪をスコップで掘り下げていくと中の方が蒼くなっているのである。雪温が低く雪がしまっている場合に多く見られる。

【黄色い雪】


 大陸からの偏西風にのって流れてきた黄砂が雪面上に降り積もった場合に見られる。黄色く汚れた雪であり、積雪断面観測でも黄色い線となって現れる。
 

【黒い雪】


 雪解けが進み、雪の結晶の核や積雪内の小さなゴミが積雪表面に浮かび上がってくると雪は黒くなってくる。融雪期の除雪雪堤も同様であるが、雪渓の空洞内でも同様の現象が見られる。雪渓の表面は白くてきれいに見えるが、空洞内は黒く汚れている。

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