"碓氷・三国路面管理検討および上越橋防雪対策設計業務"業務概要
1.概説
本業務では、国道17号上越橋における無散水融雪施設の検討および三国峠における雪崩対策の検討、国道18号碓氷バイパスにおける路面管理手法の検討を行いました。
各検討項目の成果は、以下のようになります。
2.無散水融雪施設の検討
国道17号上越橋における無散水融雪施設についての検討を行いました。鋼床版橋の融雪施設の検討は、高崎河川国道事務所管内でも初めてであり、全国的に見ても実施例が少ないです。
上越橋は現在供用中の道路であり、融雪工法
の選定にあたっては自然エネルギー(太陽熱、
風力等)も視野に入れ、施工性(工期短縮)や経済性(トータルコスト)を総合的に検討した結果、電熱融雪方式を採用しました。また路面融雪に必要な熱量を確保するため、鋼床版下面に硬質ポリウレタンフォームによる断熱層を設置したり、舗装面における施工期間を短縮するため、NETIS(新技術情報提供システム)を活用してSMA舗装を採用するなど、新技術の導入を積極的に行いました。
3.雪崩対策の検討(三国峠)
国道17号三国峠の雪崩危険斜面における雪崩対策工法の検討を行いました。検討に際し、平成8年度に行われた防災点検結果を見直し、新たに44斜面を追加し詳細に検討を行い、最終的に対策施設の設置が急務な4斜面を抽出しました。
また、雪崩以外のハザードについても、標識の冠雪・防雪柵の雪庇やまきだれ、吹雪障害に起因する視程障害や吹き溜まり、トンネルやスノーシェッドの吹き込み等の障害が確認され、総合的な防雪対策について提案を行いました。
4.路面凍結管理手法の検討(碓氷バイパス)
国道18号碓氷バイパス区間における冬期間の路面管理方法について検討を行いました。検討に際し当該区間に3基の塩分濃度センサーを設置し、現地調査結果とあわせて、凍結防止剤の性能比較や気象条件などに応じた最適な凍結防止剤の散布方法の検討を行いました。現地における調査結果より、凍結防止剤の性能評価や溶液散布の凍結初期の予防効果が確認されました。これらのデータをもとに塩分濃度を用いた当該区間における凍結防止剤散布判断システムについて提案を行いました。

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